保育園の不思議。なんで0歳児クラスから預けるのか?

保育園

出産して、すぐ仕事に復帰する人(せざる負えない人)がいます。
「私だったら育児休業があるから1歳までは自分で育てる!」と思う方もいるかもしれませんが、この記事を読んだ後は、考え方が変わるかもしれません。

今回のテーマは0歳児クラスからなぜ子どもを預けるのかです。

なぜ仕事を早くに復帰して0歳児クラスに預けるのか

主に理由は3つだと私は考えます。

  • 仕事が好きなのですぐ復帰したい
  • 仕事に復帰しないと収入が足りない
  • 0歳児クラスの方が認可保育園は入りやすい

一番上は自分から好んでの復帰なので、良いと思います。
しかし下の2つは、”仕方なく”です。
子どもと一緒にいたい。
でもそれができない現実があるから、仕方なくとなります。

この下の2つについて解説していきます。

仕事に復帰しないと収入が足りない

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雇用保険に加入していれば、育児休業中にもらえる給付金(育児休業給付金)は、雇用保険から支給されます。
そのため雇用保険に入っていない方はこれらに該当しないことになります。
個人事業主など。
有期雇用で育児休業後に契約が切れるなど

休むことで収入が入ってこなくなってしまうため、仕事に復帰せざる負えません。

一方、育児休業給付金を受け取れる人であっても収入が足りなくなる人もいます。
育児休業給付金は勤めていた時の賃金満額を受け取れません。
(金額の計算は育児休業前6か月分の賃金×67%です。)

参考情報はこちら

社会保険料などは徴収されなくなりますが、それでも働いている時よりも少なくなります。
20万円もらっている人が2/3になると、約14万円で6万円も減ることとなります。
20万円ギリギリで生活している人の場合、復帰せざる負えなくなります。

これで終わりではなく、この67%支給される期間は、180日間(約半年間)までで、それ以降は50%となります。
20万円もらっていた人が10万円になります。
子どもが1歳になるのを待たずとして。

なので、子どもを保育園に預けず1歳まで育てることができるのはむしろ恵まれている方なのかもしれません。

0歳児クラスの方が認可保育園は入りやすい

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0歳児クラスと1歳児クラスの保育園の内定率を比較すると、0歳児クラスの方が内定率が低い傾向があります。

先日、神奈川県川崎市の令和7年度4月認可保育園の入園状況で計算したときの内定率をご覧ください。

どの場所も1歳児クラスよりも0歳児クラスの方が、内定率が低く入りやすいことがわかります。
また、0歳児クラスの人数を多く取っている保育園は1歳児クラスを取る人数が少ないケースなどもあります。

どうしてもこの保育園がいい!という場合でかつ0歳児クラスを多くとっている場合は、0歳児クラスの時に申請しておいた方が入りやすいと思います。
(この表は同年での比較なので、詳細に知りたい場合は前年度の内定人数と比較するとより分かります。
おそらく0歳児クラスがそのまま1歳児クラスに繰り上がるので、受け入れ人数が少なくなってしまうのだと思いますが…)

まとめ

育児休業給付金ってみんながもらえるものではないんですよね。
しかももらえても、賃金の約2/3。
半年後は半分になるという、もらえていることがラッキーと思わせられるような不思議な感覚になります。

0歳~1歳の1年の間の成長はすごい変化します。
しゃべる、はいはいはする、つかまり立ちするなどなど。
外見も顔は赤ちゃんから子どもの顔に変わっていきますし、この時間を子どもと一緒に過ごしたいと思っていても、お金の関係でできなかったりするのは心いたたまれないです。

子どもが1歳になるまで、一緒にいたいけれど収入の関係で一緒に入れない人ってどのぐらいいるんだろうか。

今年の4月から、雇用保険制度改正が入りますけど、これも世間とずれているような気がします。
特に、育児休業給付金。
なんで社会保障と合わせて100%になるよう調整って。
しかも期間短い、28日間。
どうやったらこんな中途半端な法律ができるんだろうか…本当に不思議ですね。

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